黒と赤

デキウス・フルグラトル・オンブラ

 

 

 【基本情報】

フルネーム  デキウス・フルグラトル・オンブラ
年齢  外見年齢は30台半ば~後半
性別  男性
身長・体重  192cm/88kg
種族  魔族
出身地  その他
居住地  シルヴェス
職業  地方領主(辺境伯)
ひとこと  魔を殺すは倦怠。飽きさせるなよ、俺を
PL名  柴
他サイトへの掲載  連絡があれば可

 

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 【外見】

かすかに癖のある黒髪、深紅の瞳、褐色の肌。
年齢は不詳で、本人も記憶に無い。外見年齢は30代半ば~後半。
黒革のロングコートに、大鎌に形状変化する大剣ウルムガルナ(夜の精霊)が得物。
筋肉質で時折無精髭が生えていることもある。
不敵な笑みを浮かべている事が多く、人前では滅多に真面目な顔を見せない。
右耳に
スモークシルバーをベースにドラゴンの爪を模したイヤーカフが二つ、左耳にスモークシルバーをベースにサファイアとルビーをはめ込んだイヤーカフが一つ、両耳ともヘリックスにピアスのように肉に食い込んでいる。
左手親指に大ぶりのスタールビーの指輪を嵌めており、どちらも旧友であるルベウスから与えられたもの。

 

 【性格】

詭弁家で人を弄することに長け、人を食ったような喋り方で気の許せない雰囲気を持つ。
自分の欲望には小気味いいほどに忠実。
おおよそ貴族らしからぬ行動が多く、領地争いの小競り合いなどでは先陣を切る事もしばしば。
しかし領地や領民といえるものは殆ど無く、荒れて捨てられた土地に酔狂で棲みついている状態。
自治領を拡げる事は全く考えてないが、侵略しようとするものは容赦なく一族根絶やしになるまで殲滅する。
気の遠くなる年月を生きている為、常に自分にとって興味の引くもの、未知のモノ、思い通りにならない者を好む。
愛を知らず、それに関連する感情がかなり欠落している。

 

 【詳細設定】

シルヴェスとベールヴァルトの国境付近に城を構える地方領主(辺境伯)魔界の地位としては伯爵。
魔力で闇や影を操る事が出来、影を奪い相手を攻撃、防御に使ったり、影に魔力を隠匿して相手を監視する事も出来る。
対象の数が多い場合は広範囲に伸ばした影で対象を取り込み圧搾する。
また、自らの影で自立型のドッペルゲンガーを作る事も可能。
ほぼ夜の闇に包まれているシルヴェス内では無制限に力を発揮する事が出来るが、あえて昼夜の区別がはっきりしているベールヴァルトとの国境に居を構えている。
闇の魔導師や、闇に堕ちる者との契約を握る事もあり、強い怨嗟や憎悪を抱く人間の元へ現れる。
召喚に応じる事は滅多に無く、強烈な感情を持つ者に興味を引かれた時、気紛れに姿を見せる。
召喚された時に与える力は本人の源流ともなる原初の闇、真闇の類のもので召喚者の望む力に変化する事が出来る。

ルベウスとは旧知の仲で、城を訪れるルベウスから外の国の話を聞いたりしている。
性格的には真逆なはずだが、互いに認め合い、この不思議な関係を楽しんでいる。
「ルーフェロの夜」の前後3週間はルベウスに強制的にオディールへ連行され、宴へ顔を出す。
その時は身形も貴族らしく整えさせられる。

自治領近くで聖魔の力に目覚めた瀕死のウェルギリウスを連れ帰り、記憶を封じて手元においている。
人に対する執着は薄い方で(人間は脆く、すぐに壊れてしまう為、あまり興味を持っていない)、ウェルギリウスに対しても情というよりは蒐集に近いが、かなり気に入っている。
幼い頃は己の魔力の効果範囲拡大の為に連れていたが、長じてからは自らの代理にしている。

カティウスとは血縁関係があり、魔界に住む妹の息子。
といっても、元々デキウスと妹は原初の闇から対で作られたため肉体の血縁と言えるのかは怪しい。

 

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 【テネブラエ城・周辺】

シルヴェスとベールヴァルト属国との国境付近にあり、テネブラエ(神格なる闇の意)城を中心にして東にアケロイディス山脈、西にアルスゴールとの国境付近に湯治場(温泉)、北にオベリスク、南に小さな森に囲まれた湖がある。
湖の水温はそこそこ高く、うっすら緑がかった色をしている。
南の森を除いてはほぼ荒れた土地で、時折魔物が徘徊している為、人間が一人でうろつく事は死に等しい。
城全体をデキウスの魔力が覆っているので、闇の結界が張られているも同然の状態。城門はデキウスの許しが無い限り開く事はなく、ルベウスと本人のみが自由に出入りをしている。
住居スペース以外にも幾つか棟があり、離れにある細い塔は牢にもなっていて時折迷い込んだ聖族を気まぐれに飼い嬲り堕とす。
内部はほぼ黒塗りで装飾や家具なども色味の違う黒が多く、時折白や赤が混じる程度で彩度は限りなく低い。
造魔などに管理を任せており、特別な手入れしているわけではないが中庭には低地に這う薔薇に似た八重咲きの赤い花が咲き誇っている。
花弁が風圧で舞う事はあるが、地に落ちる前に消え、新たな花弁が花を飾っている。この花はデキウスの魔力や生命力といったものを現しており、主が消え去る時は自然に花も枯れてしまう。
中庭はウェルギリウスが鍛錬で使えるほどには広い。
また趣味で持つには大きな温室があり、そこで冥界や魔界に咲く花を栽培している。
酒や香油の材料になるそれは本来毒性の強い物が多いがデキウスの闇がそれを中和し、何物にも代えがたい香りやオイルを抽出できる。
そのためデキウスの作る酒や香油は魔貴族の中でも珍重されている。

 

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 【移動方法】

 

聖界に引き上げられていた時代は1対の翼があったがそもそもは翼をもたず、堕天後も翼は失っている。

領地内ではバイコーンと呼ばれる二本の角を持った魔馬。
(ウェルギリウスも同じ種に乗っている)
デキウスが自ら造魔を使い品種改良を繰り返しているため美しくもあり凶悪。
表皮は青黒く、鬣は白金の炎で、毒のブレスを吐く。
巨体とブレスにより、かなりの戦闘能力があり、下級魔族等は蹄に踏み潰される事も。
一日500kmの移動が可能と囁かれる程の体力と俊足を誇る。

領地外ではルベウスの主であるシャリートより下賜された赤竜。鱗が深い赤で煌くスヴァローグ(翼竜)。
翼の骨が途中で枝分かれしており三つに広がる特殊な形状の翼をもち、ミスリルの轡と大人が二人は乗れる鞍のつけている。グラナトゥム(柘榴の意)と名付けて遠出に使っている。

短距離ならば闇や影を使って移動も可能。
あまり長時間闇に溶け込むと分離に時間がかかるので短距離(1km程度)のみ。

 

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 【魔力について】

元々デキウスを造り出したのは世界を覆う原初の闇と呼ばれる存在で、人間の欲や願い、羨望、妬みといった様々な思惑が溶け込み男神と女神を創造させた。
男神であるデキウスは強大な力を持つ代わりに酷薄で愛を知らず能力的に子孫を残せない。妹神は力はない代わりに愛情深く7大将軍のカルハロスの妻でありカティウスの母。
闇属性の為殆どの属性攻撃は通用せず、唯一物理と光属性にのみダメージを負う。
時折意識を闇に溶け込ませている事があり、その時は境界がかなり曖昧になっている。
原初の闇を元にしているため、それによって傷を回復させたり失われた魔力を補填できる。
長時間闇に溶け込んでいるとそのまま戻れなくなる為、自室以外で闇と同化する事は緊急時を除いては滅多にない。
例外として聖界から堕天し翼を失った際の傷を回復するために長期で目を覚まさなかった期間がある。
現在の整えられた魔界ではなく堕天時の荒れた魔界では瘴気や毒といったものが大部分を占め、それに侵蝕されたため回復が遅れた。
私兵の殆どは戯れの延長で作り出した造魔で構成されており、絶対服従であるが攻撃力は低い。
攻撃要員というよりは肉の防壁であり、手っ取り早く影を作り出す為のものであり魔獣などが相手の場合は気をそらすための餌代わり。
意思や欲などといった物は全く無く、他者が精神的に操る事は不可能。

 

左右の耳のイヤーカフにはルベウスの魔力が貯める事が出来、一定量が貯まった時のみ炎と雷を放つことが可能。
ルベウスに月長石のピアスをつけさせた時にエウシェンの呪を受けた右目と視神経と痛覚を共有している。

 

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 【生体】

普段食は殆ど取らず、アクア・ヴィテと呼ばれる自作の酒を摂取する。
基本的な成分は血液と精気だが、蒸留と熟成を繰り返してかなり濃縮されている。
見た目は血液のように濃い赤をしており、この世の何とも言いがたい芳しい香りがする。あえて言うならば花のような深みのある古酒の香り。
人間界では蒸留された酒が唯一近いものといえ、人間が口にする料理は動植物の死体をこね回したもの、程度の認識。
戯れに同じものを楽しむ事も出来るが、エネルギーの還元率が全く違う為、あまり意味も興味も成さない。
また一時期フィディウスに説得され聖界に席を置いていたが堕天した際腐蝕した翼を失い、その代り今はルベウスの魔力によって特定の状況下で浮かび上がる赤い竜の刺青がある(普段は全く見えず、滑らかな肌)
元が純粋な闇だったせいか聖界に引き上げられ炎で焼かれた際肌は白く、髪も銀よりも白に近く瞳が薄い灰青に変化していた。翼は1対だったが、他の聖族と比べて大きく色は純白。

 

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キャラへの質問
http://www20.atwiki.jp/crystarosh/pages/204.html
口調はそこそこ砕け気味。
一人称は俺。
二人称はお前、坊や
三人称はアレ、奴、小僧

 

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