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クリスタローシュの世界でも1年を通して色々な行事があるので、それ関係の作品をまとめたカテゴリを作りました。作品によっては時代別と重複しています(両方のリストに上がります)
年間行事は二人が行動することが多いオディールで書いてあります
詳細は必要に応じて下記に追記していきますが、wikiのhttp://www20.atwiki.jp/crystarosh/pages/191.html こちらをご覧になっていただいても同じ情報です。
月 | 行事名 |
---|---|
1月(氷月) | 下旬に新年祭(旧正月のイメージ) |
2月(霜月) |
2/114 アスタロシュの恩恵 (ヴァレンタインのイメージ) |
3月(光月) |
グゥエンドリンの誕生祭 (イメージはイースター) |
4月(風月) |
ルーフェロの夜(4月半ばから30日) (イメージはワルプルギス+仮面祭) |
5月(花月) |
聖戦終結記念(5/9) 鎮魂献花祭 |
6月(樹月) | 夏至祭 |
7月(雷月) | 海洋祭(15日) |
8月(炎月) | ゾラの大祭(中旬1週間) |
9月(土月) | 芸術祭、食の大祭(21日) |
10月(闇月) |
真・降誕祭(16日) 収穫祭(月初めから2週間) |
11月(霜月) | アカデミーの学園祭(1624日) |
12月(雪月) | 降誕祭(旧・冬至祭25日) |
氷月 1月
ルシャナタウンでの新年祭(中華街での旧正月イメージです)
東方の神「太陽を飲み込んで自分の尾をくわえ込んだ蛇」を模した龍の舞が見られ、邪気を祓うという爆竹の音が盛大に聞こえます。
西方では1月には身近な人同士で集まり、年末年始の挨拶を交わす程度のものしかないので、東方のこの祭りはかなりにぎやかで珍しいものに映るようです。
霜月 2月
2月1日から14日の間 アスタロシュの恩恵(ヴァレンタインのイメージです)
魔族の大将軍の一人、アスタロシュは元ネロ・ヴェネリアで、ルーフェロを慕って魔界へと下りました。非常に美しく、また愛の女神だったために今でも情熱と愛の成就、その永続、そして健康を祈る護符が作られます。
そんな彼女にちなんでのお祭りで、この2週間の間は男女を問わずに親しい人へ健康を祈る護符と甘いものをプレゼントする習慣があります。
もちろん、愛の告白や結婚式が増えるのもこの時期。
プレゼントには必ず一輪の花を添える(彼女が薬草学を庇護するところからでしょう)ことが慣わしで、花言葉に凝りすぎて島外から花を求めようとする人もいます。
光月 3月
春分祭 (3月に入ってから春分までの間、飾りつけなどが見られます)
グウェンドリンの誕生祭。(イメージはイースター)
春分の祭りとはいえ、クライマックスは春分後の最初の満月の日です。
彼女が卵から生まれたこと、そして卵は新しい命と豊穣のシンボルであることから、卵にさまざまな装飾をして飾ります。子供を望む夫婦や新婚の夫婦にはこの飾り物がよく贈られます。
簡単なペイント装飾をしたものから、貴石を貼り付けた精緻な彫刻入りの高価なものまでさまざま。
春分の日当日はその年のグウェンドリンと呼ばれる未婚の美女が選ばれ、その女性は1年間グウェンドリンを祀る神殿で巫女として奉仕します。
そして子供から大人まで人々は卵のぶつけ合いをして楽しみます。
風月 4月 ルーフェロの夜
半ばから約2週間の夜宴。
本宴は30日から5月1日にかけて。(ワルプルギス+仮面祭のイメージです)
魔界へと下る決心をした彼に着き従い、大勢の魔族たちが、冥界へとくだり魔界を作り上げた夜と言われ、あらゆる魔力が増幅されます。
黒鳥城には4月半ばぐらいから世界各地の地上にいる魔族たちが多く集まりこの日を祝うので、城下も一時のにぎやかさに包まれ、人間も魔族の仮装をして楽しみます。
オディール以外の人間にとっては意味のない日ですが、住人たちは庇護をもたらしてくれる城主に感謝し、ごちそうを楽しみます。
魔族たちは30日は盛大に宴を楽しみ、0時に城から魔界へと結ぶオベリスクで移動し、ルーフェロに敬意と忠誠を新たに誓うと言われています。
作品タイトル
作品は特に続きとないものについては、単独の読みきりになります。
作品タイトル |
時代 |
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1お題:僕だけが知っている | 魔界 |
12 無題 R18 |
1続き |
13お題『そんな不意打ち、ずるくないですか』 |
1続き |
2お題『誕生日』 | 人間界 |
関連小説「いちばん大切」 |
人間界 |
4香水 | 人間界 |
5お題『もしあの子がこれを着たら』 | 人間界 |
6お題三つ |
人間界 |
7お題『制限時間はあと一分』 R18 | 人間界 |
NEW! 8『甘やかす権利』 |
人間界 |
花月 5月
9日 聖戦終結記念 鎮魂献花祭
ルーフェロたちが魔界に下ったことにより、聖戦が終結宣言された日。
グウェンドリンがエウシェンに薔薇を、ルーフェロに百合を手渡して交換させたといわれています。
それにちなんで噴水広場には薔薇と百合の花のインフォラータ(花びらの絨毯)で3人の名前や肖像が描かれます。
この日ばかりは人がどんなに常日頃争っていても、一時休戦することが求められるので、長引く内紛や戦争に悩まされている国はこれを利用します。
また、聖戦終結までに亡くなった無数の魂を慰めるために、街のあちこちで献花の代わりに花が飾られ、人々は追悼の意を示すために花を髪や胸ポケットに挿し、転生した魂たちという設定で人々はが新しい生の謳歌をダンスと音楽で表現します。
この祭がきっかけで、恋人になったという出会いの多い日でもあります。
春の花がもっとも咲き競う時期ともあいまって、鎮魂の儀式よりも新たな生への祝福、長く地上を覆った戦争の終結を喜ぶといった面が強い春らしい祭となっています。
樹月 6月 夏至祭
(その年の夏至に行われます。だいたい中旬すぎ)
聖戦以前からの大陸でほぼ共通のお祭りです。
オディールでは旧遺跡がある場所で行われます。
ですがエルフの国にはさまれた島らしく、彼らの文化的影響が強く出ている幻想的な祭りで、厳かに行われ、かつ奉納の舞踏や詩は大変美しいと言われています。この時期、普段は出てこないエルフたちの姿が一番見られます。
雷月 7月 15日 海洋祭
すべての水を支配下置くシャリートに、航海の安全、豊漁などを祈願する祝日。
15日の前の1週間は、彼を讃える水妖たちの美声が夜の海に響きますが、この時ばかりは人を惑わさないそうです。
港には入港を許されている帆船が次々に訪れて、船長たちが黒鳥城へのディナーに招かれますので海賊の隣席が商人ということもありますが、この時ばかりは日ごろの軋轢を持ち込めません。
ゾラの祝日が来月に控えますが、海のゾラの船長たちは欠かさず訪れます
炎月 8月 ゾラの大祭(中旬ごろの1週間)
海のゾラと大地のゾラが多く集まり、港は一大バザールとなります。 元は同じ一族であったことを強く再認識するための祭りですが、かつてどこの国も彼らが一同に集まるのを許さなかったところ、オディールの城主が上陸を許したのでここで彼らは信じる神を越えて集まることになりました。
中旬ごろ、と日を定めずに集まってきますが、ほぼ1ヶ月の間、入れ替わり立ち代りクランが訪れますので、8月は何かと島内もにぎやかです。
8月10日に、双方のクランの大首長が、黒鳥城へ貢物の行列を作って訪れます。奉納されたものはアカデミーや島内のギルドを始め、公の機関や施設の運営・維持の資金の一部にあてられます。
土月 9月 芸術祭、食の大祭
芸術祭は城主が「芸術を司り庇護する」役割をもつことから、生まれた祭。
アカデミーに会場を借り、9/1から1ヶ月間、大展覧会が行われます。すべての芸術を網羅するので、もちろん音楽や演劇などの上演もあります。
この展覧会に推薦される、あるいは出品・出演できることは絵画や彫刻をとわず、芸術家にとって大きな誇りであり、目標にもなっています。
21日の食の大祭は調理ギルドのあるオディールにふさわしい祭りです。
世界各地の食材が集まり、ギルドに所属する腕に覚えのある者たちが料理を披露し、住民たちの評価で来年の祭りまでのナンバーワンを決定します。
当然、コンクール当日だけではなく、その前後は美味なもの、珍しいもので島内は大変グルメな土地になります。
土月 10月 真・降誕祭、収穫祭(イメージはハロウィン)
現在至高神の降誕祭は12月に行われていますが、実は魔族となったルーフェロとの分離を意識させるためと、もともと12月にあった冬至祭をすり替えて人が違和感なく祝えるようにしたもので、実際は闇月の10月に双子神は生まれたと伝えられています。
なので魔族の力が大きいこの土地では当然、本来の誕生月で祝われます。
10月に入ると2週間を収穫祭として祝い、15日を降誕前夜祭、16日を降誕祭としてピークを迎えます。
収穫祭は9月に食の大祭があるので、その流れは収穫祭で最高潮となります。
おそらく1年の中で10月がアルコールの最大消費月でしょう。
霜月 11月 アカデミーの学園祭
学生が日頃の勉強や研究の成果を生かした出し物をしたり、もちろんのこと模擬店も沢山出ます。あやしい食べ物を売っていたりもするので、お気をつけて。
平常と同じように誰でも出入りできます。
雪月 12月 (旧:冬至祭)25日降誕祭
グランディナでは1年で最大の行事です。至高神の誕生を祝う祭りなので、至高神信仰のある土地のものには馴染み深く、無くてはならないお祭りです。
初代アカデミー学長が各地から集まってくる学生たちの信仰を奪うことなかれと主張したことと、魔族である城主が城下のみ(城のある部分には持ち込まない ようにとのことです)でと許したことにより、オディールでは神の降誕を寿ぐと言うよりも今では殆ど恒例と化した行事の一つになっています。
魔と時を共に過ごすことを自分の一生の中に認めた者が集うこの場所で、果たしてどれぐらいが神の降誕を心より祝っているかどうかは疑問ですが、街中は普通の世界と変わらずイルミネーションに彩られ華やいだ雰囲気が漂っています。
降誕祭の時期には一ヶ月間、聖堂を取り巻くように噴水広場まで広がる賑やかなマーケットがオープンします。
家にに飾るオーナメントやご馳走を買い求めたり、ただその雰囲気を楽しむために歩くのも良いでしょう。