黒と赤

キャラクター紹介

『海狼と薔薇』の本筋には大きく関わりませんが、別ストーリーがあって、彼らと関係があるキャラクターたちです。ラフもないキャラも多々ですみません:整理がてらまとめていきます

こちらは同じくクリスタローシュ内で三田聖子さんと軸になる王子(カーラアブル)を作成、周辺をメイキング中です

 

国名(亡国)

スヴァルナ=テワラン国 黄金の天空の庭を意味する
首都 サティ
港 アギフ(アラブで宝石の意から)

東ヴァルガの南端に位置した小国。王はディネシュ(太陽の意)・ジャリル・テワラン 通名アグラージュ

海のゾラを保護し、その見返りとして東方との貿易が盛んだったが、その利益や豊かさに目をつけられて周辺国およびグランディナが利権をめぐって戦争をけしかけ、結果、国は崩壊。

王室の一族は殆ど殺されるか人質となってバラバラになったが、当時生まれたばかりの末王子と幾人かの側近は海のゾラたちに助けられ海上へと逃れた。(王は戦いで死亡、王妃はグランディナで幽閉されているという噂)国民は大半が難民として逃亡、逃げられなかったものは奴隷商人に捕まったらしい。

 

現在のテワランは地名として名を残しているが、海のゾラが寄航しなくなったのですっかり寂れてしまい、往時の貿易港としての面影はない。(ベイロン直轄領となっている)

東ヴァルガのほかの国と同様、火龍を神として信仰する。

東方文化と隣国のファリムディナの影響を受けたエキゾチックな国で、本名とは別に東方風の名をもう一つ持つ者が多い。

 

 

彼らは国の風習的に二つの名をもち、普段は本名では呼び合いませんが、カーラだけは本名の略称で呼ばれます

上の図はカーラ(右)15、6才の頃と、セフィード


カーラアブル・リーラー・テワラン

(現在軸25歳) ※カーラのイラストは線画:三田聖子さん、着色そにあです
178cm 60kg

(カーラアブルとは東方の言葉で黒。リーラーは神の恩寵。東方風の名は伽羅)カーラはサンスクリット語で「死」
王室の一族は東方でヴィと呼ばれる人よりも賢い高度の精霊と交信することができ、適性によって水や風、あるいは火や土を操れた。(西方側から見れば、エルフ的才能でもある)
そして強い力のある者はその精霊を介して、神たる火龍とも会話ができたという。

15歳まで海のゾラに匿われて育てられ、16のときに彼らから船を送られて初めて自分の出自を知る。
船名をアル・ヴィマナ号(東方の伝説で古代の飛空艇の名)という。

性格は陽気で負けず嫌い、割と猪突猛進系。周りに恵まれている

(カーラと側近ヴィーラ)


セフィード

(現在軸27歳)179cm 62kg

影武者(乳兄弟)航海長 

王子より王子らしい気品と落ち着きがある。通称:ルシャーティ(白)本名:セフィード(ペルシャ語で白sefidより)
王子より二つ上 東方名:純白

とりあえずカーラ第一。大きな組織や国相手の初見の会合にはたいてい彼がカーラとして出向く。

 


マハヴィル

(現在軸49歳)187cm 78Kg

王命により、赤子の王子を助けてゾラの船へと逃れ落ちた戦士。レハイムとはこの頃からの付き合い。

こちらのイラストと短文は、脱出後3-5年後あたりになるかと。


剣の達人で両手で操る。通称:ヴィーラ(勇士、英雄)

左は炎の神の加護を受けた剣ラハブ、右は氷の加護を受けた剣サルジュ(アラビア語で氷) を操り、応用と相互の力で水や風の力を使えるが、魔術に長けているわけではないので剣の持つ力に限られる

子供の手前落ち着いて見せているが、性格は血気盛んな武闘派。
前王(ディネシュ)とは幼なじみで親友であり、若い頃は同じく親友のファルコアと三名で馬鹿騒ぎや無謀な遊びを楽しんでいた。

※上の画像の若い頃(国を脱出した頃)

現在カーラの剣の師範である通称「ヴィーラ(勇者)」ことマハヴィルと、その親友であったファルコアは軍を預かる大将軍ではなく、王直近の戦士だった。王を守護する双翼と呼ばれた二人は守護するだけではなく王命をうければ暗殺もする。「再び王国が羽ばたく翼の守護となれ」との王命を受け、マハヴィルはカーラアブルをつれて海のゾラの協力のもと海へと逃れ、ファルコアは部下の女性兵士と夫婦を装って王弟の息子であるアルシャザド(アサル)をつれて陸路を逃げる。


ディネシュ=ジャリル=テワラン

(現在軸:行方不明、おそらく死亡)戦争時29歳

ディネシュ(太陽)・ジャリル(壮麗なもの)・テワラン 通名アグラージュ

カーラの父。
カーラは29のときに生まれた子


マギ(通名)

教育係 老人。通称:マギ 

本名:ジニャーナ(知識、智慧)カーラは海のゾラのものしり爺さんぐらいに思ってたら、実は宮廷お抱えの博士(学者) 。ヴィーラの若いやんちゃなころを知っており、歴戦の戦士も頭が上がらないらしい


マジュヌーン(通名)※狂気

船医(外科)、ファリムディナ出身。 本名ジェミル(Gemilトルコ語で優しさ)

10才のころ、オディールのアカデミーでマギの講義を受けた過去あり。
18のころ、研修先で怪我をしたヴィーラに会う

ヴィーラに恩があるらしい。

船大工1名  医者の助手もする(他のゾラの船では医者を兼任していたが、技術を学ぶために弟子となる)外科的な怪我が多いので、だいたいは縫うとか継ぐとかで間に合う。


料理人 3名

厨房長:アルクダ(熊の意)40歳前後もとは酒場の主人で、マハヴィルたちの脱出を助けた

彼の弟子(ゾラ出身)サーラブ(狐)20歳前後
カルーフ(羊)20­25歳(縫帆手兼任)一部のものしか知らないが、グランディナ出身。主人暗殺の疑いをかけられて逃亡、医者と出会い、その後船に。各国の料理を作る腕は一品。


砲撃手

砲撃長:ラマーディ(灰の意)ヴィーラより3才上、テラワン国出身

カスール(怠け者の意)銃の名手。細身。火薬ギルドの密売・密造をやっていて追われている。上陸するときは女装するが別にオネエというわけでもない。凄腕のスナイパー

フォルサー(チャンスの意)見習い ゾラ出身


主計:ヒサーブ(通名)

守銭奴(通称が会計「ヒサーブ」)船の会計や衣食住を手配。性格は口うるさくケチで世話焼き。王子の浪費に心を痛めている。船内高利貸しもする。
      本名:未設定
      父とともに祖国から逃れてきた。父親は財務大臣の補佐。