黒と赤

【20170228】戯れ

聖界時代、光と白に溢れた世界で、ルベウスの真紅の翼と漆黒の髪はさぞや人目を惹いたでしょうから、彼に近づく存在があれば、同様に目を惹いたはず。

それが旧神として聖族のひとりとなり、『春の館』と呼ばれる娼館で長い時間を過ごすことを愉しみとしていたデキウスならば、なおさらに。

五神の一人であるシャリートの子飼い(要するに寵愛厚く可愛がられている)であるルベウスに、デキウスはゲームを仕掛けたのだから、周りの悪友たちはあれこれと賭けをしたくなったことでしょう(笑)

初めてご覧になられて、この二人に興味をもっていただけましたら、ぜひ小説の「聖界時代編」をご笑覧くださいませv

恋だ愛だと自覚のないまま、ただただ独占と相手が自分の意に叶わぬはずがないという傲慢さで惹かれあい続ける二人です。