2009/08/現在
〜Place Infromation〜






【移動方法と距離】

住民以外の外部からの移動は2つあり、一つは寄港を許されている船に乗船すること、 もうひとつは事前に住民に招待と言う形で許可を貰うか、あるいは許可申請を取る方法。
この許可が下りればオディール内のオベリスクに刻まれ、大陸内の環状列石遺跡に残るオベリスクを利用して、オディール内の 同様の遺跡の場所に瞬間移動が可能になる。
住民は同様にこのオベリスクを使って、大陸外から帰還できる。詳細はこちらへ。

オディール内の移動手段は徒歩を始め馬、馬車、馬車鉄道になる。
(09/5/12追加設定あり。ヴィア・アルカナムという人工的オベリスクで島内限定の移動が可能。詳しくはこちらへ。)

馬車鉄道は黒鳥城近くの跳ね橋を起点に、アカデミーのある噴水広場方面に向かい、 北は不夜城、港を通過して旧市街の入り口まで。東は田園地帯をぬけて北上し、 環状列石遺跡付近まで走る経路が整備されている。


参考までに、首都、ロタンの噴水広場からメインポイントへの直線距離
広場→港 50Km
広場→環状列石遺跡 130km
広場→跳ね橋 100km(計測ミスのため80キロから訂正)
広場→旧市街中心 90km
広場→不夜城 40km
広場→下層街 70km
広場→果樹園 70km
広場→海岸  60km


湖の名前は三神から命名されている。
上(北)から
ユージェ湖、ルフェ湖、グエナ湖

1 黒鳥城
普段は城主不在の城で、一般に開放されており出入り自由になっているが、4/30から5/1にかけての前後一週間は魔族や異種族の貴族や有力者たちが集まって宴が催される。その間はもちろん一般人の立ち入り禁止。
魔界への入り口が城の敷地内のどこかにあるらしい。


a. 旧使用人棟(学生寮) かつて城の使用人たちが寝泊りしていた屋敷だが、現在はアカデミー関係者に貸与されており、学生はもちろん教職員も希望すれば格安で滞在できる。200人程度の収容数で、建物と調度は古いが施設としては快適に過ごせるように配慮されており、ホールにはアカデミー正門へ瞬間移動できる小さなオベリスクもある。
部屋は二間続きになっており、出窓からは庭園が一望できる。天蓋つきのベッド、小さな暖炉、勉強机、バスルーム、リヴィングが付属。
食事は本館のダイニングで取るが、こちらには軽食と喫茶のスペースと娯楽室部分がある。
喫茶スペースと娯楽室はアカデミーの関係者以外でも利用可だが、居住部分は招かれない限りは立ち入れない。
b. 厩 舎  サフォンやファリムディナの血統の良い馬が多数飼育されており、希望すれば城下や森へ移動する手段として、また狩りや乗馬を楽しみたい時は目的に添った気質の馬を随時貸してもらえる。
c. 跳ね橋 市街地側と繋ぐ跳ね橋。城の正門と城下への街道へ続く。現在は船の通行のためだけに上げ下げされるが、かつては城を敵襲から護る為の役割もあった。
最南端の馬車鉄道の駅がある。
以下、城内(希望すれば宿泊も可能)
サロン(舞踏室)
(城内)
邸の1階正面にある吹き抜けの大広間。壁面には絵画や彫刻、骨董が並び、床から天井まで届く大窓の向こうは美しい中庭が見える。学生達のダンスパーティーやイヴェントにも開放されている。
ダイニングルーム(城内) 2階ゲストルームの階下に位置し、中庭に面しており、一流の料理人の料理、躾の行き届いた控えめな使用人のきめ細やかなサービスを堪能できる。食事は学生、ゲストを問わず同席することになるが、必ず正装のこと。中庭にもテーブル席があり、カフェメニューも充実。メニューに無いものも注文可。
食事のみならず喫茶、酒を楽しみながら談話できる心地よいソファースペースもある。
池のある中庭(城内) 城中なら地下室以外の全て部屋からここにいる人の姿が見えるので、姿を見かけての移動が可能。
小さな池には城の名を象徴するようにつがいの黒鳥が泳ぎ、四季折々に咲く草花、蔓薔薇のアーチ、ダイニングルーム側には白いカフェテーブルが何組かあり、書斎から持ち出した本を片手に読書を愉しんだり仲の良い人と会話を愉しむのに良い場所。
書 斎(城内) 大人の背丈ほどもある暖炉とグランディナ製の高級のピアノが置かれており、城主が個人的に収集した書物が壁面を埋める。おちついた娯楽室といった雰囲気の部屋。
寮にいる学生や職員を尋ねてきた来客を通す場所でもある。
この部屋から地下のワインセラーへと降りる階段がある。ワインの持ち出しは城内ならば自由。
東方の間(城内) いわゆる東洋趣味(シノワズリ)の部屋。壁紙は花鳥画、ルシャナの王朝の螺鈿細工の衝立や東方の磁器が所狭しと並べられているが、不思議と落ち着く空間。暖炉の上にある香炉には常に白檀が焚かれており、夜啼鶯(ナイチンゲール)が竹の籠に飼われている。エキゾチックなムードが漂うが、東方から来た者にとっては落ち着く場所らしい。宿泊可能。
サンルーム(城内) 中庭に面したテラス部分がサンルームになっている小さな部屋。
僅かな光で部屋を暖める魔法がかかっており、日が落ちた後も暖炉の火がなくとも暖かい。床は桜で象嵌された美しい模様を見せるためにソファや椅子の類はなく、心地良いクッションがいくつも置かれているので、それに凭れて足を投げ出し読書や昼寝を楽しめるくつろぎの空間。
天井部分の窓は開閉でき、夏場は風通しよく星を眺めることもできる。もちろん扉を開けて中庭へ降りることも可能。
屋根裏部屋(城内) 隠れ家のような小さなスペースで、衣装箱や鏡台、チェストなど使われなくなった調度や道具が雑多に置かれており、持ち込んでも持ち去っても可。思わぬ掘り出し物があるかも。ただし新たな持込と自分だけの宝物を見つけて自宅に持っていく場合は、一言BBSに書き込むこと。
誰か置いたのか、小さなベッドとソファがあり、本を持ち込んで思索に耽ったり夜を徹して友人と議論するのもよい場所。
黒の塔(城内) 城の屋上部分からさらに上に伸びる蔦の絡まる漆黒の塔で、部屋としてのスペースは書斎ほど。かつては敵の襲来を告げるためにあった見張りの塔の役目を果たしていたらしいが、今は学生達にとっては展望塔。誰かが持ち込んだ天体望遠鏡があり、星を眺めるのには良い場所。間違っても寮の誰かの部屋を覗かないように…
地下室(城内) 城の地下室で、かつては城主が匿った吸血鬼が暮らしていたとも言われる部屋だけあり、窓がないだけで落ち着いた贅沢さのある普通の部屋。執務机、小さなピアノ、天蓋のついたベッドなどがある。宿泊可能。
2 中間エリア
森林と湖が中心のエリア。
湖の付近は夏でも清涼なため、別荘がいくつも建っている。
森番小屋  城を出て程なくある森の入り口の小屋。古くは森に危険な魔獣がいたために、街と城を守るためにあった小屋。今も職員は常駐するが山や森のガイドといった役割をしている。どっしりとした丸太組みの小屋で、24時間いつでも温かい茶を振舞ってくれる 。
幻獣動物園 一般的に架空とされている魔獣や絶滅したとされるものが、森の自然を生かしてサファリ形式で保護され養われている。物語に出てくるような獣はアカデミーの学生の作品が多いらしい。美しい愛玩動物を始め、知性の高い獣や術を使う獣もいるのでむやみやたらに手を出さないように。
龍の眠る水晶窟 森の奥には洞窟があり、その奥には500年以上眠りつづけているというドラゴンがいる。シルヴェスの山脈に棲むと言うドラゴンと同種だと思われる。洞窟は良質の水晶の取れる場所でもあるが、雑魚モンスターが徘徊する場所でもあるので、ドラゴンの眠りを妨げぬように採掘にくる冒険者や魔の姿も見かけられる。
3 旧市街
かつてこの街に住んだ魔族の貴族たちの邸が並ぶ古い街並み。現在は殆どの館が種族問わずに解放され、一部は高級アパートメントになっている。市街地に近いあたりは昔から種族の混じる閑静な住宅街で、どんな小さな家でもゆったりとした庭を備えているのが特徴。下宿を営んでいる一般家庭も多い。
今でも古い時代の施設が多く残っており、一部は現役で影響力をもつ集団の集う場所でもある。
倶楽部ハウス(旧市街内) いわゆる街中のサロンのようなもの。かつては魔族と人間の貴族たちが交流を持つために集った場所であるが、現在は誰が利用するのも歓迎されている。優美な旧グランディナ式の柱に支えられた立派な玄関が特徴で二階建て。1階に暖炉のある娯楽室を備え、二階は開放された客室となっており、空いていればいつでも宿泊可能。
迎賓館(旧市街内) 文字通り迎賓館。現在は小さな音楽会が開かれたり、展覧会が開かれるのに使用されることが多いが、稀に外の世界からの要人(人間)が来訪すると宿泊に利用されている。。魔族の高官は城に宿泊する。
大使館(旧市街内) 最初にこの地へやってきた人間の役人たちが外界との連絡に待機していた場所。現在は各国の大使が滞在するオフィスになっている。
魔道院(旧市街内) 領内の黒魔道、白魔道の両方を統括する拠点。社交的とは言えないが高位魔法を操る術師が研究に日夜励んでいる。アカデミーの教授クラスの紹介があれば教えの手ほどきを受けることも可能。
文書院(旧市街内) 図書館の蔵書としては扱うに危険な魔法のかかった書籍や、禁書や門外不出とされた奥義書などを収集する場所。閲覧は申し込めば可能なものもあるが、危険が伴う場合もあるのでその場合は必ず専門の司書が立ち会うことになっている。
竜騎士団詰め所
(旧市街内)
文字通り竜を駆るエリートの騎士たちが居る。かつては城主の私設軍隊的に置かれていたが、現在は街の治安維持や守護にあたる。街の式典の時などに隊列を組んで竜が翔ぶ姿は勇壮。最近は竜の不足と扱える者の減少、武器を取るほどの非常事態も殆どないこともあり規模は縮小の一方らしい。 竜騎士になる資質についてはこちらをお読みください。
武道館(旧市街内) 剣術、弓術、格闘技、馬上戦闘術、槍術などあらゆる武術を教え鍛えるのを目的とした場所。現在は殆どが自己の鍛練や趣味、教養で通うものばかりであるが、かつては貴族の子弟やアカデミーの学生が必ず稽古に励む場所でもあった。
治療院(旧市街内) 現代の最新医術と魔道を融合させ活用する病院。治療術に長けた魔道士と医師が多い。街にある最大の病院でもあるので現在でも来院する患者は多数。
古 城(旧市街内) 旧市街エリアの東、海に僅か突き出た岬に建つ、今は無人の石造りの古い城。無人のはずだが夜毎に窓からは灯りが漏れ、居間だけは心地良くしつらえられており作りたての食事が並ぶ。壁には上半身を映す大きなバロック調の鏡がかかっており、人界の鏡には映らぬ魔族の姿のみを映し出す。ただし、廊下には姿のない足音が響いたり扉の開け閉めもあるので落ち着かない場所でもある。
医術ギルド本部 人間の培ってきた医療技術だけでは治療しえない部分を魔術で補える技術を研究するのはここだけ。
叡智ギルド本部 失われようとしている知識や禁断となった知識の研究、資料の収集を目的とし、学府の最高峰であるアカデミーを擁する地に相応しいギルド本部である。
薔薇園 旧市街の瀟洒な建物が並ぶ一角に幻想的に広がる薔薇園。蔓薔薇のアーチをくぐれば入り口近くは純白、奥に行くにつれアイボリー、クリーム、オレンジ、薄紅、深紅へと色を変えていく。1番奥は四阿があり、それを囲むようにして薔薇は深紅の海。園内の遊歩道にはところどころに休憩できるベンチが置かれ、入り口近くには薔薇を材料にした香水、紅茶、ジャムなどとともに苗や切花も販売する店がある。カフェが併設されているので、薔薇を愛でつつ会話をゆっくりとお楽しみください。
4 中心市街地 ロタン(Lotan)
オディール島の中心の市街地であり、アカデミーを中心に城下町が広がる。
アカデミー
「レイヴァース」
城下町の中心を占めるといっても過言でない私塾的大学。
芸術、文学、歴史など一般的な学科専攻と、魔族についての歴史や民俗、生態学、生物学、魔術などを学べる特殊学科、各ギルドのマイスターが講師として教える技術学科がある。
人と異種族が混じって学び、教える場であり、共存する方法を模索する場所でもある。入学受け入れ年齢は16歳以上、上限はなく学ぶ意志のある者。
在籍していなくても校内の散策は自由。大講義室の講義なら紛れ込んでもわからない……かも。
なお、このアカデミーの関係者(学生・教職員)は街での飲食が1割引になる。
噴水広場 アカデミーと美術館を挟んだ広い空間。
円を描く階段状の石段の中央には噴水があり、夜間はライトアップ。休日などは小規模なフリーマーケットが開かれる。
美術館・博物館
アカデミーと城主の蒐集品を集めた街の中央にある二つのミュージアム。毎月展示換えが行われ、館内では考古学教室やデッサン教室も開かれている。博物館の常設展示の目玉は吹き抜けの天井の下に置かれた首長竜の骨格標本と、時代別地域別に分けられて展示されている遺跡の発掘品。
美術館も時代と流派を追って観覧できるよう工夫されている。

赤レンガの図書館
噴水広場に面した南側にあり、焚書で失われたとされているような稀覯本や発禁の古書など、古今東西の古い書籍が8万冊以上詰まった場所。収集範囲は広く、アカデミーの授業で使われるようなものから軽い娯楽の物まで多種多様。地下には書庫もある。
隣接した敷地に古い修道院を利用した古文書館がある。
どちらもあまりに書架が高くて多いため、昼も暗くひっそりとしており、乾いた埃の匂いと古い革の匂いがいつも空気に漂っている。
聖 堂
噴水広場の北側にあり、古い聖堂でリブ・ヴォールトの天井、薔薇窓、ステンドグラスが美しい。正面奥には堂々としたパイプオルガンと、信徒席の傍には小さなピアノ。灯りは燭台の光のみ。
霊的な力の強い場所らしく、夜にはラ・ハエルを讃えると言うよりも、怪しい集いが定期的に開かれているとかいないとか……。新月の深夜には無人にも関わらず、パイプオルガンの演奏が聞こえてくるらしい。
地下には納骨堂があるが、並ぶ柩に遺骸は不在。毎月末日曜夜にはオルガンや聖歌隊による音楽礼拝が行われており、自由に信徒席で聞ける。
運河沿いのカフェ
街を横切る運河沿いにあるごく普通のカフェ。多少の軽食も取れることもあって学生の溜まり場。
店内とテラスと両方にテーブルが置かれており、テラスからは行き来するゴンドラを眺めながらのんびりとした一服が楽しめる場所。運河沿いには古い煉瓦造りの建物が並び、蔦が這う風景が続く。
休日には水上マーケットの船が出るので、テラスから呼び止めて買い物をするのも楽しい。
黒鳥亭
表通りから入った知る人ぞ知る酒場。美味い酒、マスターのちょっとした料理、ピアノの生演奏が売り。時々吟遊詩人や踊り子が芸を披露することも。
魔族むけの『特製レシピ』なカクテルも注文に応じてくれる。
冒険者ギルドのオディール支部も兼ねており、情報の交換や収集に最適な場所。
運河沿いの遊歩道
モザイクタイルの美しい石畳の遊歩道。噴水広場から港まで景観と治安の良い場所を歩いて通り抜けられる。発光魔石を入れて青白く光る外灯が等間隔に配され、ところどころにベンチが置かれており一人でそぞろ歩くのも恋人と歩くのも良い場所。
5 ガーデンパーク
小川がよぎる園内は英国式庭園風に纏められ、四季折々に咲く色とりどりの草花のハーベイシャス・ボーダー、オレンジやベリーなどの果樹で構成されており、風景は優しく穏やか。
入り口正面には水を高く舞い上げる噴水、庭のそこここには孔雀などが放され、白大理石の彫像がぽつぽつと並ぶ。
温室までは年中咲き乱れる薔薇の迷路があり、出口近い場所に建つ巨大な温室には南国の鳥と花が咲き乱れる。室内の果実は自由にどうぞ。
冬季(12-3月)中は温室だけに重点を置いて公開。温室内には飲み物や冷たいものも販売。城の黒鳥も春まで温室内の池で過ごします。
6 不夜城街
迷路のように広がる不夜城だが、古い店は大きく分けて職人たちが軒を連ねる「工房の小径」、食料品を扱う店が集まる「糧(かて)の通り」、薬草を扱う薬屋や古書店、アンティークショップの多い「叡智の路地」、雑貨や貴金属を扱う「彩りの小路」にわけられるが、新しい店ほど雑多に軒を連ねる。「誘惑の路地」と囁かれる歓楽街もある。

生活用品が何でも揃うごく普通の商店と、23時から夜明けまでしか営業しない魔族のための店が共存。
禍々しいアンティークを扱う店、魔道書などが充実した本屋、儀式に用いる道具が揃う店が充実しているのが特徴。
学生のバイトを数多く募集しているところでもあり、希望者は応募されたし。
調理ギルド本部がある。

7 帆船の停泊する港
外の世界と繋がっている唯一の場所であり、石畳の古い港。
常に島を護る霧が沖に漂うが、時折晴れると海賊船の姿も見られる。
今も異国や異種の者の言葉が飛び交い、品物が届けられる。運河沿いにあるのと同じような古い煉瓦の倉庫が立ち並び、夜はひっそりとしていることが多い。海のゾラがや東方からの商人が荷を降ろすので、よく市が立つ。
8 ルシャナ・タウン
不夜城から続く東方街。突然に極彩色の門が現れるので境目は明確。
東方からの移民の小さな街だが、新年祭などが盛大に祝われ、ひときわ異国の雰囲気が漂う。
東方圏のものは何でも揃う胡散臭い店も沢山ある。
古い劇場 緋の天鵞絨張りの客席数はそう多くないがボックス席も備えており、くすんだ白い大理石の建物の中は贅が尽くされ音響も素晴らしい。現在でも演奏会、芝居が定期的に上演され、時には座席を収納して舞踏会も開かれる社交場。
銀泉の館
山に湧き出る鉱泉を街まで引いたもので、館の前の小さな泉水も湯気が立つ。地下一階、地上二階の白亜の建物。
湯は怪我の治療などにも効果があり、地下にゆったりと広い大理石の浴場を備え、仮眠したり談笑を愉しむ部屋や軽食を取れるサービスも用意されている。
一日寛いで英気を養ったりのんびりと目的なしに過ごすのに良い場所である。
郊 外
9 海を見下ろす墓地
古い異教徒をも埋葬した墓地で、墓碑銘が朽ちて読めないものもある。海を見下ろす開けた断崖の上にあり、よく整備された芝生が広がり、旧三神(エウシェン、ルーフェロ、グウェンドリン)を祀った小さな神殿と散策できる林を備えた公園にもなっている。
足場の悪い石段を下って行くと小さな砂浜と洞窟があり、奥へ進めば古い地下墓地へと続いている。常に灯火が揺らめいているが、墓碑の名前を確かめるのは不可能なほど朽ちており、網目状に広がる地下道窟は迷路同様で、噂では森の水晶窟まで続くとも伝えられている。
10 環状列石遺跡
(危険地帯)
旧三神を祀った神殿の跡で、漆黒のオベリスクが中央に建つ。土地のエネルギーが今なお湧き上がり、人や聖魔問わずに力を与えてくれる場所。逆にその力を限界まで取り込もうとして果てた亡霊が彷徨う場所でもあるので、この地の持つパワーが吉と出るか凶と出るかは貴方次第。
また、世界各地にある同様の遺跡からの転送装置的役割と、オディール独特の奇妙な現象を起こす場所でもある。(詳細はこちらへ)
11 闘技場の遺跡
(危険地帯)
いつの時代に作られたとは知れない闘技場。朽ちかけた石の壁や階段が剥き出しになっているが、今も時々流浪の剣闘士たちを招いて闘技が行われる。ここで命を散らした者の炎が未だに見えるという者もおり、闇寄りの力が強い場所なので魔族にとってはヒーリングスポット。
城主と人が交わした契約範囲にはない場所で、治安は悪い。後から問答無用で噛まれても殴られても文句の言えない場所なので、ご注意。
12 果樹園 郊外に広がる農村風景の中にある果樹園。良質の葡萄が収穫され、ワインが造られている。観光農園も併設しているので季節に合った果物狩りができる。 このあたりから東の海岸まで農業地帯であり、牧場、牧草地、小麦や野菜の畑が連なる。
13 石畳の路地
(危険地帯)
貧しい人々と半分気の触れた魔族が入り混じって暮らす下層地帯の路地で、犯罪の温床でもある。高位の魔族は嫌悪するようにこの場所には近寄らず、知性ある人間も同様。但し、魔族すら厭う下等邪法の知識や薬品を得るには適しているらしい。
人にも魔にも変化(へんげ)しきれぬ堕天使や、学生の実験魔術で作られたクリーチャーなるものが徘徊。姿醜く、凶暴かつ低知能。この一体(色つきの部分)はスラム街で街全体が危険だと認識されたし。
14 常夏の海岸

田園風景が続く果樹園へとつながる道をやや中心街に戻る方向へ戻り、海辺につながる道へ降りていくと、上質の白い砂浜の続く海辺に出る。
約10キロにわたり砂浜が続くが、その間の5キロが城主の魔力の庇護のもと常夏となっている。
シーフードレストランを併せもつ南国風コテージがあり、夜になると松明に篝火が灯される。
このエリアは目に見える境界はないが、歩いていると突然空気が変化する(エアカーテンで仕切られているようなイメージです)。
★移動遊園地
郊外に現れては消える移動型の遊園地。近付けば音楽が聞こえ、小さな観覧車や郷愁漂うイルミネーション鮮やかな回転木馬、芝居小屋やサーカス、懐かしい菓子や玩具の露店が並ぶ。
また、魔族の混じった見世物小屋や占い師もおり、愉しみ方は様々。





◆施設はリクエスト等で随時変更します。
リクエストはBBSでいつでもどうぞ。